キムチチゲ(2)
混ぜてるうちに煮立つチゲに引き裂かれる心
ピビムパプの組立て作業が終わって混ぜ作業に移行するころ、チゲがぐつぐつ言い始めます。
早くチゲに手を出したい気持ちを抑えつつ、まぜまぜ。
チゲに手を出したいものの、スプーンはまぜまぜ。
混ぜの甘いピビムパプほど残念なものはありませんから、手は抜けません。
それにしてもキムチチゲが旨そうで、心が引き裂かれます。
キムチチゲの〆は、やはり乾ラーメンであろう
チゲの〆は色々ありえます。
カルグクス(칼국수)を入れる場合もあれば、ご飯を投入して焼き飯(볶음밥)にすると素晴らしい場合もあります。
キムチチゲの場合、やはり袋ラーメン(라면사리)でしょう。
汁(육수)を少し足してもらって煮立つの待ったら、ラーメン投入。煮すぎないようにタイミングを見計らって、すすります。
これもまた、至福の瞬間です。
オレンジ色の隊列はキムチチゲ店の証
食堂を出るときに気付いたのですが、玄関横に炊飯器が並んでいるのが壮観。
オレンジ色の隊列がキムチチゲの赤と見事な調和をなしています。
(了)