キムチチゲ(1)
サービスの目玉焼きはセルフ
ソウルに行ってはたまに会う友人と瑞草(서초)で食事をすることに。
何を食べようか、何でも良いよ、というお決まりのやり取りをしつつ、彼が頭のなかで候補に挙げていた店にキムチチゲ(김치끼개)の旨い食堂があるというので賛成。
席に着くや彼が立ち上がるのでトイレでも行くのかと思いきや、店の一角に設置されたガスコンロで目玉焼き(계란후라이)を焼いています。
へぇ、ありがたいサービスやね、と思いつつ、しばし見物。
ご飯はおひつで
韓国の食堂でご飯を注文すると、例の銀色の器に入って出てくるのが一般です。
ところが、この食堂ではご飯が電気釜のおひつ(内釜)で提供され、大きめの器が別に出てきます。
韓国に慣れていると、ここで気付きます。
そう、ピビムパプ(비빔밥)を作るぞ、ということです。
すでに卓上に置かれた目玉焼きは、この布石だったわけです。
各自お好みでピビムパプを組み立てます。
(つづく)