プロローグ〜さらば、デルタ・アメックス(後編)〜
デルタJCBゴールドの保険&サービスがなかなか良い感じやね…¢(. . ;)
デルタ・アメックスと別れる決意をしたのは良いものの、その後釜選びが大問題。
ひとまず、アメックスの SkyTraveler(スカトラ)は使用頻度が高くなるほどマイルの取りこぼしが多くなるため却下。デルタJCBテイクオフは財布にやさしい年会費ゆえ、付加サービスがちょっと弱い。
そこで、かねてより気にはなってたデルタJCBのゴールドを改めて検討。100円=1.5マイルの比率でデルタ航空のマイルが付与されるのは知ってましたが、少し詳しく調べてみると旅行関連の保険や遅延補償などが立派。特に、スカトラの守備範囲外である国内旅行もカバーしている点で、たまに日本の国内線にも乗る小生には魅力的です。
ただやはり、年会費がちとお高い。
優柔不断な方は同じような経験があるかもしれませんが、実はこの時点ですでにデルタJCBをテイクオフからゴールドに切り替える潜在的決意はできてるわけです。が、何かこう、決意を顕在化させる決定打があればいいな、そんな気持ち。調べが続きます。
するとどうやら、デルタJCBゴールドはマイル蓄積を主目的にしながらもJCBゴールドと同様のサービスが受けられるらしい。それも、アメックスにありがちな富裕層向けの特典ばかりでなく、一般庶民を想定したクーポンなども多種多様。さらに、帰国時に500円で空港宅配を利用できるキャンペーンを恒常的にやってる様子。小生は羽田到着便をとんと利用しませんが、羽田到着でも500円宅配が利用できるのは何となく心が豊かになります。その他、健康相談やらゴルフ関連やら、小生はまず使いそうにないサービスがどっさり。
利用しなさそうなサービスを考慮に入れる愚を知りつつ何となく有り難い気持ちになるから不思議です。そして、このあたりまで来ると年会費が高いという感覚が麻痺。
姿勢を正し、息を潜めて「カードの切り替え」をタップ。数日後には色の変わったデルタJCBカードが到着しました。
かくて、5年の長きにわたってお世話になったデルタ・アメックスは、10月23日に成田空港で無料宅配を利用するのを最後にお別れです。
ありがとう、デルタ・アメックス。
ということで、Instagramにやたらデルタ・アメックスの広告が出現するのに当惑しながら、プロローグはこれくらいにいたします。
【後記】
2019年10月23日、JL958で成田に帰着してJAL ABCで宅配の無料サービスを利用したのがデルタ・アメックス最後の活躍。翌日、アメックスに電話して解約を申請いたしました。