韓国を撮り歩く

韓国を歩きながら撮った写真と覚書きです…(つ ・ ω・)つ

梵魚寺で猫に会ってしまった(2)

秋の梵魚寺は美しく


釜山にはたまに行きますが、梵魚寺(범어사)には行ったことがありませんでした。

新羅の文武王18年(678)に義湘大師によって建立されたといい、韓国では有名なお寺です。華厳宗十刹のひとつにして、海印寺(해인사)、通度寺(통도사)とともに嶺南三大寺にも数えられるそうです。

季節も天気も素晴らしく、参道も美しい彩りです。

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秋めく梵魚寺の参道。

境内に入ると、活きた信仰の場でもあり、有名な観光地でもあり、という風情です。

日本の有名なお寺は観光地化が進みすぎた感がありますが、ここは信仰の場であることがはっきり分かる印象。

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青空に美しい瓦屋根の線が映えます。

宗教には様式化された立ち居振る舞いが伴いますところ、梵魚寺の境内を歩きつつ、お、このタイミングで手を合わせますかと思ったりすることも。

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お坊さんが横切ります。

韓国の寺は田舎の、それも山の中にあって周囲にこれといった観光地のないことも多く、外国人観光客にとっては敷居が高いように思います。

ところが、梵魚寺は釜山の代表的観光地からやや離れているものの、アジア圏のみならず非アジア圏から来たと思われる皆さんも珍しくありません。

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観光案内士の先生による説明に耳を傾けたり傾けなかったりする観光客の皆さん。

(つづく)